The 98th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2017年大会】女子は今西美晴が第1シード。10代の若手選手のプレーにも注目

【2017年大会】女子は今西美晴が第1シード。10代の若手選手のプレーにも注目

■第92回三菱全日本テニス選手権は21日、東京・有明コロシアムと有明テニスの森公園コートで開幕する。混合ダブルス決勝は26日に、女子シングルス決勝は28日に、男子シングルス決勝と男女ダブルス決勝が最終日の29日に行われる。開幕前日の20日には女子シングルスと男女ダブルスの組み合わせ抽選が行われた。

■48人が出場する女子シングルスで優勝経験があるのは、連覇を狙う第3シードの大前綾希子(島津製作所)と、2001年、11年と2度優勝しているベテランの藤原里華(北日本物産)の2人だけ。この2人以外で決勝を経験しているのは、第1シードの今西美晴(島津製作所)、第2シードの波形純理(伊予銀行)、第5シードの瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)の3人だけだ。

■「若手の登竜門」とも言われて久しい全日本の女子シングルスだが、10代での優勝は13年大会を19歳で制した穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)が最後。ここ3年は中堅が自力を発揮してタイトルを取っている。全日本のタイトルを持つ現役選手を見ても、94年生まれの穂積が最年少で、93年生まれの大前がそれに次ぐ。若手にとって全日本は簡単には突破できない壁になっている。

■予選勝者を除いた本戦出場者は32人だが、このうち11人が98年以降に生まれた10代のプレーヤーと今年は若い選手が多い。最年少は2002年生まれのカジュール・アンジュオヴィ(橋本総業ホールディングス)。01年生まれは今年の全日本ジュニア18歳以下で優勝した内島萌夏(昭和の森ジュニアテニススクール)、2000年生まれが高校総体準優勝の輿石亜佑美(浦和麗明高)。00年以降というジュニアも3人が本戦に挑戦する。

■10代でシードに入ったのは3人。第2シードの清水綾乃(Club MASA)と第12シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)は98年生まれ。第13シードの荒川晴菜(フリー)は99年生まれになる。昨年急成長した清水は、前回大会では3回戦で加藤未唯(佐川印刷)に敗れてベスト8を逃したが、今回は全日本の前哨戦ともなる今月に静岡県内で開催されたITFの牧之原国際女子で優勝、開催中の浜松三ケ日国際レディースでは21日の準決勝に進出と好調なプレーを続けている。小堀も前回は1回戦で荒川を破って勝ち上がったが、2回戦で準優勝だった今西に敗退した。前週の牧之原、今週の浜松三ケ日とも清水に敗れたものの、牧之原では準優勝と小堀も調子は上々だ。荒川も浜松三ケ日ではベテランの波形とフルセットの接戦を演じている。今年の全日本では10代の若手が中堅、ベテランを向こうにどこまで勝ち上がるかに注目したい。

■シングルスの上位シード選手 ※ [ ] はシード順位
[1] 今西美晴(島津製作所)
[2] 波形純理(伊予銀行)
[3] 大前綾希子(島津製作所)
[4] 清水綾乃(Club MASA)
[5] 瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)
[6] 秋田史帆(北島水産)
[7] 田中優季(安藤証券)
[8] 加治遥(島津製作所)

※写真はJapan Women's Open時のもの

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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