The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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大会第4日(10月24日(火))のみどころ

大会第4日(10月24日(火))のみどころ

■女子シングルスは2回戦に入り、シード選手が登場する。第1シードの今西美晴(島津製作所)はコロシアムの第1試合で細沼千紗(早稲田大学)の挑戦を受ける。全日本選手権で今西は2013年、16年と準優勝が2度。昨年は第12シードから決勝に進出したが、トップシードで臨む今大会は優勝の二文字を強く意識するだろう。それだけに、初戦の内容が注目される。細沼は予選を勝ち上がり、本戦1回戦では同じ早稲田大学の大矢希を破っている。
■女子シングルス出場選手で最年少の15歳、カジュール・アンジュオヴィ(橋本総業ホールディングス)は1回戦を快勝、2回戦で第11シードの井上雅(テニスラウンジ)に挑む。先週行われたITFサーキットの浜松では1回戦で対戦し、0-6,2-6と完敗している。ITF牧之原で4強、浜松で準優勝と調子を上げている井上にどこまで食い下がれるか、15歳の頑張りを期待したい。
■カジュールと同様、ワイルドカードで出場し初戦を突破した16歳の内島萌夏(昭和の森ジュニアテニススクール)は、第9シードの美濃越舞(YCA)に挑戦する。美濃越は今シーズン、ITF2万5000ドルの柏でシングルスの国際試合での初タイトルを獲得。最新の世界ランキングでは334位と自己最高に迫る。両選手ともシャープなフォアハンドの持ち主で、ベースラインでの激しい攻防が期待される。
■男子は1回戦の残り試合を行う。注目は先週行われたITFジュニア(グレードA)の大阪市長杯世界スーパージュニアを制した18歳の清水悠太(イカイ)だ。第1シードで臨んだ同大会では、失セット0でビッグタイトルを手にした。身長163センチと小柄だが、サウスポーから積極的に攻撃し、コートを駆け回る。1回戦の相手は、学年は違うが同じ18歳の田中優之介(早稲田大学)。1年生ながら、大学のチームではレギュラーとして活躍している。二人はジュニアデビスカップ(16歳以下)日本代表ではチームメートだった。ダブルスを組んでITFジュニア大会で優勝したこともある。その意味でも興味深い対戦だ。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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