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【2019/11/17】日本の岩渕監督がデ杯ファイナルに向けて意気込みを語る

【2019/11/17】日本の岩渕監督がデ杯ファイナルに向けて意気込みを語る

【デビスカップ by 楽天 マドリード・ファイナル】

■今回から新しいフォーマットで行われるデビスカップ・ファイナルは18日の開幕に先立ち、会場となるカハ・マヒカ(スペイン・マドリード)で各チームの監督による記者会見を行った。日本の岩渕聡監督は1次リーグで同組となったフランスのセバスチャン・グロジャン監督、セルビアのネナド・ジモニッチ監督とともに会見に臨んだ。第1シードのフランスは昨年のワールドグループ準優勝、セルビアは世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチが率いる。ともに優勝経験のある強豪だが、岩渕監督は「チャレンジだが、勝負になると思っている」と意気込みを述べた。

■1次リーグで同組となったフランスのセバスチャン・グロジャン監督、セルビアのネナド・ジモニッチ監督とともに行った会見では「タフなグループ。ただ、デ杯は何が起きるか分からない」と、やや慎重だった岩渕監督だが、その後の囲み取材では、番狂わせをねらう意気込みを示した。

■「個々のランキングでは一番下かもしれない。(個人戦のランキングが最も高い)錦織圭もいない状況だが、そのことで戦力が大きく下がるとは思っていない。西岡良仁もかなり上の選手に勝つ力を持っている、ほかの選手もすごく状態がいい。チャレンジはチャレンジだが、本当に勝ちにいくし、勝負になると思っている。錦織に頼らなくても、このステージで十分戦えるというものを見せたい。選手にその力はある。それを証明したい」

■シーズン終盤戦で疲労の色を見せていた西岡や内山靖崇のコンディションも回復、ダニエル太郎も短いオフをとって「元気な状態、フレッシュな状態で」(岩渕監督)で臨む。夏からの猛ラッシュでランキングを100位前後に戻した杉田祐一には、「チーム最年長。デ杯の経験も豊富で、彼がいるだけで他の選手が刺激を受けるし、発言のひと言ひと言に重みがある」と岩渕監督はリーダーの役割も期待しているという。

■世界のトップクラスが一堂に会して行う新フォーマットも楽しみだ。1次リーグの順位はセット数の争いになる可能性もあるため、「気を抜けるルールではない。どの相手もフルで向かってくるだろう」と岩渕監督は熱戦を予想する。「そういう試合が世界のトップ選手とできることは選手にとって得るものが大きい。選手たちは、このメンバーにまじって戦う喜び、ここにいられる誇りを感じていると発言しているので、すごく楽しみ」。

■デ杯ファイナルは18チームが6組に分かれて1次リーグを行い、各組1位の6チームと2位の成績上位2チームによる決勝トーナメントで優勝を争う。A組の日本は大会2日目の19日に第1シードのフランスと対戦、翌20日にセルビアと対戦する。

(広報委員会)

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