[シングルス第2試合]
〇西岡良仁 7-5、6-2 ●ガエル・モンフィス
■西岡の守備力が初対戦のモンフィスのテニスを粉砕した。第1セットはペースを落としたラリーで西岡が主導権を握った。左利きの西岡がスピンを利かせたフォアと相手バックの打ち合いに持ち込んで、モンフィスのミスを誘った。モンフィスがペースを替えて打ち込んでくる強打にもうまく対応した西岡が、第11ゲームで貴重なサービスブレークを果たすと、第12ゲームでは緩急をつけたサービスでポイントを重ね、第1セットを先取した。
■第2セットに入ると、モンフィスが強打で攻め立てたが、西岡が持ち味の粘りを発揮して簡単なポイントを許さなかった。ネットに出てくるところはパスで抜き、相手の甘い返球はウイナーで切り返した。西岡の術中にはまったモンフィスが、攻め手を探しあぐねてミスを重ねている間に、西岡が第2ゲームから5ゲームを連取して、トップ10プレーヤーからの白星を引き寄せた。
■西岡「今年、トップ10やそれに近い選手とやってきて、だれが相手でも少ないチャンスはあり、それを取りきれるかどうかで(結果が)変わると感じている。しっかり組み立てて粘り強くというのは自分の持ち味だが、チャンスと思ったポイントで自分から攻め、思い切ってプレーして、取れなければ仕方ないという割り切りの中でプレーするようになった。今日はそれがよかった。チャンスでそのプレーを積み重ねていけたのが勝利につながった」
(広報委員会)
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