■2017年のデビスカップ・ワールドグループ(WG)組み合わせ抽選が22日にロンドンで行われ、来年2月3日~5日のWG1回戦で日本はフランスと対戦することが決まった。日本とフランスは1981年にフランス開催で対戦しており、今回は日本のホーム開催となる。
■フランスはデ杯9度優勝の強豪国。最後の優勝は2001年だが、その後も02年、10年、14年と決勝まで進んでいる。16年も準決勝に進んだが、クロアチアに2-3で敗れている。シングルスには、世界8位のガエル・モンフィス、12位のジョーウィルフリード・ツォンガ、17位のリシャール・ガスケ、18位のリュカ・プイユ、28位のジル・シモンという顔ぶれが並ぶ。ダブルスでも世界1位のニコラ・マユ、2位のピエールユーグ・エルベールらがいる。16年準決勝のクロアチア戦は、ガスケとプイユがシングルスに出場、ダブルスはマユ/エルベールのペアで臨んだが、クロアチアのエース、マリン・チリッチ(世界11位)にシングルスで2連敗、ダブルスでもチリッチ/イワン・ドディグ組にマユ/エルベール組が敗れていた。
■日本とフランスはこれまで3度対戦がありフランスが3連勝している。戦前は1926年と27年にともにインターゾーン決勝(現在のWG準決勝に相当)で対戦、フランスが3-2と3-0というスコアで日本を破っている。27年のフランスは、インターゾーンに続く前年優勝国との決勝でも米国を破り、デ杯初優勝を飾っている。日本とフランスは81年のWGプレーオフでも対戦しており、ローランギャロスを会場にした対戦でフランスが4-1で日本を下している。
■デ杯WG1回戦の組み合わせは以下の通り。左側が開催国、[ ] の数字はシード順
アルゼンチン [1] -イタリア
ドイツ-ベルギー [7]
オーストラリア-チェコ [4]
米国―スイス [5]
日本―フランス [6]
カナダ-英国 [3]
セルビア [8] -ロシア
クロアチア [2] -スペイン
*日本-フランスの勝者は、準々決勝でカナダ-英国の勝者と対戦する。
(広報委員会)