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【2020/3/6】内山靖崇はロベルト・キロスに惜敗

【2020/3/6】内山靖崇はロベルト・キロスに惜敗

【シングルス第2試合】
○ロベルト・キロス 7-6(4)、2-6、7-6(8) ●内山靖崇

■内山は惜しい試合を落とした。第3セットは4-5からのサービスゲームでは、0-40と相手に3本のマッチポイントを握られたが、強力なサーブと好調なフォアを生かした粘り強いストロークでピンチをしのいだ。逆にタイブレークに入ってからは3度、マッチポイントも握った。特にタイブレーク6-6からはミニブレークを果たして、2度目のマッチポイントは自分のサービスだった。しかし、あと1ポイントを奪えなかった。最後のポイントとなった8-9からのサービスでは、ラリー戦からフォアで相手のバックを突いてネットを取る、自分の攻めの形をつくったが、キロスにクロスの鋭いパスを抜かれて勝敗が決した。

■内山のプレーが悪かったわけではない。ラリー戦では強力なフォアでポイントを重ね、ネットで勝負する形も作って、攻めの姿勢を貫いた。ただ、試合を通して、193センチの長身サウスポーが繰り出すサーブに苦しめられた。スピードは時速190キロ台がほとんどで驚くような速さはないが、左利き独特のスライスサーブが鋭い角度に決まって何度もエースを奪われた。「長身の左利きのサーブで、対応が難しかった」と内山が振り返ったが、勝負どころの第3セットでは、キロスが入れてきた28本の第1サーブで4ポイントしか得点できなかった。「(自分の)プレーが悪かったとは思わない」と話し、「明日、勝つチャンスはある」と言葉を継いだ内山。「最後のポイントも自分の形に持っていったが、素晴らしいパスがきた。本当に紙一重の差だった」と悔しい敗戦をかみしめた。

■キロスの話「第3セットは何度もチャンスがありながら、それを生かすことができなかった。第10ゲームで3本のマッチポイントを逃したのはすごくタフだったが、直後のゲームで自分のサーブに集中して、簡単に(ラブゲームで)キープできたのがよかった。テニスはメンタルのゲーム。1ポイント、2ポイントの差(で決着するのは)というのはよくあることだ」

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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