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【2023/2/4】ダニエル太郎も勝利し、日本が2連勝で1部残留に王手

【2023/2/4】ダニエル太郎も勝利し、日本が2連勝で1部残留に王手

[シングルス第2試合]
〇ダニエル太郎 6-3、6-4 ●カツペル・ズク

■191㎝の長身を生かしたダニエルのサーブが威力を発揮した。エースは13本だったが、ラケットに当てられても返球を許さないサービスのフリーポイントも多かった。10度あったサービスゲームでは、ほぼ毎回、2本はサービスだけでポイントを奪った。第1セットは第2ゲーム、第2セットは第1ゲームとセット序盤で相手サーブを破り、精神的に優位に立ったのも奏功して、相手にブレークポイントを与えることなく、1時間11分でズクを押し切った。

■故障で長期離脱する錦織圭を別にすれば、西岡、ダニエルがそろった今回の日本チームは、現状のベストメンバー。今回のポーランド相手なら勝利は堅いという見方が強いだけに、「今日は緊張していた」とダニエルは言う。相手はランキングでは格下といっても「どういうプレーをしてくるか分からない。自分がいいプレーをしなければいけない」という重圧を感じていた。それだけに「相手がいいプレーになりかけたところをうまくおさえられた」という試合内容に満足している。

■日本のジュニアは高いレベルにあるが、言葉の問題もあって、プロへの移行で苦しんでいる、とダニエルは見ている。「デ杯は日本が世界に挑戦できることを行動で示すことができる機会」。だからこそ、「なるべく高いところに行きたい」とダニエルは言う。好調な西岡がシングルスのナンバー1に座るチームに、「今まで行けなかったところに行ける可能性」を感じている。


■日本の添田豪監督
「2人とも素晴らしいプレーだった。2人のプレーと実力を信頼しきっていた。チーム内での競争もあって、それが今日の二人のプレーにつながった。うれしい気持ちと、まだ終わってないという気持ちが入りまじっている。ベンチコーチは初めてだったので、緊張もしたし、アドバイスについて考えることが多かった。だけど、何か特別なことをしようと思ったことはなく、自然な気持ちを伝えた。まだうまく言えない部分はあるが、自分らしくやることが大事だと思っている」

■ポーランドのM.フィルステンベルク監督
「第1試合は西岡選手のほうがより強い選手だった。ディフェンスがとてもいい。明らかに30位台のランキングを持つ選手だと感じた。第2試合のダニエル選手もとても良い試合をした。常にブレークアップした状態で、どんどん調子を上げていった。でも、まだ望みはあると思う。我々はダブルスにとても強いペアを用意している。少なくとも1-1で明日を迎えたかったが、選手が明日、フレッシュな状態で頑張ってくれるだろう」

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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