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■来月１２日と１３日に東京・有明コロシアムで開催される女子国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ（BJK杯）ファイナル予選、日本－カザフスタン戦の日本代表メンバーが１５日に発表された。メンバーは、日比野菜緒（シングルス世界ランク８０位、ダブルス世界ランク１６１位）、本玉真唯（S１２０位、D１２４位）、大坂なおみ（S２８７位、Dなし）、青山修子（Sなし、D１９位）、柴原瑛菜（S４４８位、D２１位）の５人。昨年１１月に有明コロシアムで行われたコロンビア戦のメンバーから、坂詰姫野（S１７８位）が外れ大坂が加わった。大坂は２０年２月のスペイン戦以来となるBJK杯代表復帰。杉山愛監督は「ランキングは結果を表す数字なので、上位の選手から声をかけた。大坂選手のランキングは戻り切っていないが、上位の大会で成績を残して、実力を証明している。青山選手、柴原選手のペアは長年組んでいて、チームとして最高のペア。ベストの布陣で臨めてうれしい」と語った。

■カザフスタンは、Y.プチンツェワ（S７９位、D３５７位）、Z.クランバエワ（S４９５位、D１４１位）、A.サガンディコワ（S８０６位、D９０１位）、A.ダニリナ（S９３５位、D４４位）、Z.ディアス（ランキングなし）をエントリーした。２２年ウィンブルドン女王のE.ルバキナ（S４位）は登録されていない。ディアスは２０１７年のジャパンオープン女子のシングルスで優勝しているシングルス元３１位の３０歳で、２２年全仏を最後に公式戦に出場していない。杉山監督はカザフスタンのメンバーについて、「ルバキナが出てくることを想定していたので驚いている」としながら、「シングルスのナンバー１になるプチンツェワもタフな選手だ。BJK杯ではランキングはあってないようなもので、実力以上のものを発揮する選手もいる。日本としてベストを尽くすのみ」と話した。

■今回のファイナル予選の勝者は、決勝大会となるBJK杯ファイナル（スペイン・セビリア）に進出する。ファイナルに出場する１２チームのうち、２３年優勝のカナダ、準優勝のイタリア、開催国となるスペイン、主催者推薦枠のチェコという４チームは出場が既に決定決まっている。残る８枠をファイナル予選の８対戦で決定する。

■日本は昨年１１月のプレーオフでコロンビアを破ってファイナル予選に進出、カザフスタンは同１１月に行われたファイナルのグループリーグで敗れていた。日本とカザフスタンはアジア／オセアニア・グループ１部で過去５度の対戦があり、日本が４勝１敗と勝ち越している。

（日本テニス協会広報部）

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