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【2025/4/12】柴原瑛菜がミリアム・ブルガルをストレートで下す

【2025/4/12】柴原瑛菜がミリアム・ブルガルをストレートで下す

[シングルス第1試合]
○柴原瑛菜(日本、シングルス136位) 7-5,6-2 ●ミリアム・ブルガル(ルーマニア、同211位)

■序盤の戦いは一進一退だった。柴原にとっては今大会の初戦、しかも、ホームの有明コロシアムで出場する初めてのシングルスだった。一方のブルガルは前日のカナダ戦でシングルスに出場、敗れたものの1試合をこなし、雰囲気やサーフェスに慣れていた。第1セット中盤まで、その差が両者のプレーにあらわれていた。

■柴原のプレーには、どこかちぐはぐなところがあった。試合後、「プレッシャーがあった」と明かした。シングルス2試合、ダブルス1試合で競う短期決戦、柴原も、最初のシングルスで勝って「(自分たちの)チームの流れに持っていくことが大事」と、トップバッターの責任を自覚していた。大事な試合であると分かっていたからこそ、緊張で肩に余計な力が入った。

■だが、デュースを4度繰り返した第1セット第8ゲームあたりから、柴原のエンジンが暖まってくる。プレッシャーは「いい緊張」に変わっていた。自分からのミスが減り、プレーの選択もうまくいきだした。このゲームではブレークポイントを生かせなかったが、6-5からのゲームで初めてブレークに成功。7-5でセットを取ると、第2セットは最初から主導権を握ってそのままゴールまで走りきった。柴原は「全体的にはいい試合ができて、自分のテニスは最後までできた」と胸を張った。

■BJK杯では単複計で11勝1敗となった。シングルスは全勝だ。「プレッシャーを楽しみ、実力を出し切ることができる。それを実行するのは並大抵の精神力ではない」。昨年のBJK杯ファイナルで、杉山愛監督はシングルス2勝の柴原をそう評した。この試合でも、監督が称えた鋼のメンタルを披露し、チームに貴重な勝ち星をもたらした。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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