Billie Jean King Cup by Gainbridge

  • 標準
  • 特大
サイト内検索 検索

ビリー・ジーン・キング・カップ
(旧フェドカップ)

 Official X Account   Official Facebook Page   Official Instagram Account

最新レポート

【2025/4/12】内島萌夏がアンカ・トドニに逆転勝ち

【2025/4/12】内島萌夏がアンカ・トドニに逆転勝ち

【シングルス第2試合】
〇内島萌夏(日本、同51位) 3-6、7-6(3)、6-2 ●アンカ・トドニ(ルーマニア、同88位)

■瀬戸際まで追い込まれた内島の大逆転劇だった。試合中盤までトドニが繰り出す一発狙いの強打に押されて第1セットを失った。第2セットも先に2度のブレークを許して1-4と一方的な流れになりかけた。ただ、第6ゲームの相手サーブでデュースに持ち込むと、トドニの強打に振り回されながらもしぶとく返球して相手のミスを引き出した。

■この試合で8度目のブレークポイントを握ると、最後は相手のダブルフォールトで初めてサービスを破り2-4と反撃の足掛かりをつかんだ。「ずっと苦しかった。あそこでブレークできたのは大きかった。2-4になるのと1-5では相手の気持ちも違う。あれがターニングポイントだった」と内島が振り返った場面だ。これでプレッシャーを感じたのかトドニに簡単なミスが増えていった。

■第2セット第10ゲームでは相手の2度のマッチポイントもあったが、内島は「ずっとリードされていたので、マッチポイントとは考えないで、1ポイントずつ自分の出来ることに集中していた」。このピンチを切り抜けてタイブレークに持ち込むと、ここでは3-3から4ポイントを連取して第2セットを取り返して、試合の流れを大きく引き寄せた。

■内島は第3セット、自分のマッチポイントで相手リターンが足元でアウトになると、両手を突き上げて感情を表現した。「正直、どうやって勝ったか分からないです。瑛菜ちゃんが第1試合でつないでくれて、自分が2勝目を勝ち切れて、ほっとしてます」。エースの役割を全うした23歳に、杉山監督は「相手は昨日試合しているのでコートに慣れていて、最初からいいプレーをしていた。かなり劣勢でしたけれども、そこから自分のテニスを上げていくことができて、彼女の成長を試合で見ることができた」と賛辞を贈った。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx

チームスポンサー

UNIQLO

gosen

関連リンク 

Billie Jean King Cup Official Live Scores

放映情報

テニスファン メルマガ

ページトップへ

本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。

公益財団法人日本テニス協会
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2
Japan Sport Olympic Square 7階