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【2021/4/17】内藤祐希はスビトリナにフルセットで惜敗

【2021/4/17】内藤祐希はスビトリナにフルセットで惜敗

[シングルス第3試合]
〇エリナ・スビトリナ 6-2、4-6、7-6(3) ●内藤祐希

■第1セットはサーブを1度もキープできなかった。第2セットでは第1ゲームでスビトリナのサーブをブレークすると、そのリードを守り切った。20歳の内藤が世界5位に挑んだ一戦は、試合の流れが2人の間を大きく行き来した。

■最終セットはブレーク合戦となった。「前の日の敗戦から学んで、攻めを急ぎ過ぎず、ミスを減らすことを心掛けてやっていた」という内藤は、スビトリナの強打をしつこく拾いまくり、ペースを落としたスピンボールやスライスで緩急をつけて相手のミスを誘った。甘い返球は得意のフォアでウイナーを奪って、内藤が先行する展開が続いた。

■ただ、終盤でリードを守り切れなかった。ゲームカウント4-3からブレークされて追いつかれたところは、「相手が先に攻めてきて、やられた」という内藤。だから、6-5で迎えた第12ゲームのサーブでは、攻める気持ちがはやってしまった。バック、フォアと強打のミスが続き、15-0から、4ポイントを続けて落として、サービスキープを逃した。「自分から(攻める)という気持ちが強すぎた。もう少し、しつこくというのを継続すべきだった」。タイブレークでも大事なところでミスが出て、「金星」が内藤の手からこぼれ落ちた。

■「第2セットからは、相手がスビトリナということを考えずに、目の前の試合に集中した。でも、(最終セット)6-5から得意のサーブをキープできなくて・・・。そこが課題だと分かりました」。記者会見に臨んだ内藤は気丈に試合を振り返ったが、悔しさは抑えきれず最後は涙声だった。「チームに勝利を届けられず、すごく悔しくてショックです。でも、クレーで(世界のトップに)通用する試合ができたのは収穫かなと、ポジティブに考えようとしています」。日の丸をつけた特別な試合で積んだ経験は、次代の日本を背負う20歳の貴重な糧となるはずだ。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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