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【2022/11/11】内島萌夏もカタリナ・ザワツカに敗れ、初日は2連敗

【2022/11/11】内島萌夏もカタリナ・ザワツカに敗れ、初日は2連敗

[シングルス第2試合]
○K.ザワツカ 7-6(3),6-2 ●内島萌夏

■日本の土橋登志久監督はシングルス2試合を振り返って「ウクライナの二人の集中力の高さ、覚悟を決めたテニスに学ぶべきところがたくさんあった」と話した。ザワツカの勝利はまさに集中力のたまものだった。故障でランキングを落としたが、20年に自己最高の103位をマークした選手だ。それだけの実力者が国旗を背負い、覚悟を決めて挑んできた。 

■第1セットはすべてサービスキープでタイブレークにもつれたが、3-7で失った。第2セットは2度ブレークを許し、内島はストレートで屈した。こちらも自己最高の105位で臨んだ内島だったが、終始、ゾーンに入ったような精度の高いプレーを続けたザワツカに及ばなかった。 

■ザワツカはグラウンドストロークが正確で、好機を逃さず決定打を放った。それ以上に内島が苦しんだのはサーブの正確さだった。第1セット、ザワツカのファーストサーブの確率は80%、ファーストサーブ時のポイント獲得率は79%に達した。内島はラリーのスタートで主導権を握れず、このセットは一度もブレークポイントを迎えることができなかった。「(相手は)思ったよりサーブが良くて、なかなかリターンゲームでチャンスをもらえず、自分が絶対にサービスキープをしなきゃいけないっていうプレッシャーがあった」と内島。じわじわと重圧をかけられた分、100%の集中力でタイブレークに臨めなかったことが敗因の一つだろう。 

■「タイブレークで彼女を追い込むことができたのはとても大きかった」とザワツカ。その上、「試合が進むにつれて調子が上がった」とあって、内島の勝機はしぼんでいった。これまでBJK杯では4戦4勝、初めて敗れた内島だが、「まだチャンスはあるので、しっかり切り替えて明日、頑張ります」と前を向いた。  


■土橋監督「第1試合、第2試合ともファーストセットが鍵だった。敗戦は本人たちもチームにとっても悔しいが、まだ3試合ある。しっかり準備して、最終のダブルスまで持っていけるように頑張りたい。明日もおそらく同じようなタイトな戦いになる。内島がどのように立て直すかに注目しているし、楽しみにしている」

■ウクライナのM.フィリマ監督「2試合とも、タイブレークにもつれた第1セット以後が重要だった。第1試合のマルタ(・コスチュク)は第2セットからより攻撃的になった。カタリナ(・ザワツカ)は第2セット5-2で何度もマッチポイントを逃した。ゲームを失ったら流れが変わる可能性もあったが、よく抑えた。今日の結果を喜んでいるが、団体戦ではこれは第一歩であり、次に集中したい」  

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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