【全米オープン】
（８月31日～９月13日、米国・ニューヨーク）
【全米オープン 日本選手の１回戦展望】
前日までに予選が終わり、予選勝ち上がりの選手を含めて１回戦の組み合わせが決まった。日本勢は、ＡＴＰランキング４位で第４シードの錦織圭が同41位のブノワ・ペア（フランス）と対戦する。女子のＷＴＡランキング82位、奈良くるみは同27位で第27シードのアリーゼ・コルネ（フランス）と当たる。
■錦織は心配された左臀部の負傷について「意外にすぐ治った。100％の状態で臨めると思う。自分自身、期待している部分はある。ケガせずに戦っていけば、チャンスある」と自信を見せた。１回戦はペアとの対戦。サーブとバックハンドを武器にトリッキーなプレーも随所に見せるくせ者だ。対戦成績は錦織の２戦２勝だが、錦織は「（ペアは）調子を上げてきている。サーブがいいのと、バックハンドはトップ５くらいの実力がある」と気を引き締めた。
■予選を勝ち上がった西岡良仁（ＡＴＰランキング128位）は、同じく予選上がりのポールアンリ・マチュー（フランス、同80位）と顔を合わせる。両者は初対戦。西岡は「（プレーを）しっかり見たこともないし、もちろん対戦もない。自分はチャレンジャーなので精一杯やりたい」と話した。
■女子の奈良はコルネに挑む。両者は初対戦。ＷＴＡランキング88位の土居美咲は同67位のダニエラ・ハンチュコバ（スロバキア）との１回戦。両者は初対戦。予選を勝ち抜いた日比万葉（同177位）は同16位で第16シードのサラ・エラニ（イタリア）と当たる。これも初対戦。日比は「小柄な選手でお手本にできる部分もある。楽しんでやりたい」と意気込んだ。
（※世界ランキングは８月31日付け）
（広報委員会）