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アンチ・ドーピングのルール

全世界共通のアンチ・ドーピングルール

世界中の全ての人々が、公平で公正なスポーツに参加することを保証できるよう、アンチ・ドーピングのルールは、世界アンチ・ドーピング機構(World Anti-Doping Agency; WADA)が公開する「世界アンチ・ドーピング規程(WORDL ANTI-DOPING CODE)※1」に定められており、世界のどこでも、等しく、同じルールが適用されます。 JTAのHPでは、基本的な事項のみ掲載していますから、アンチ・ドーピングルールの詳細を知りたい場合には、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のHP https://www.playtruejapan.org から参照してください。

※1)「世界アンチ・ドーピング規程(WORDL ANTI-DOPING CODE)」は6年に1度改訂が改訂加えられており、現在は2021年1月1日に発効したCODE2021が運用されており、2027年に発行予定の新しいCODEの準備中です。

11のアンチ・ドーピング規則違反(CODE2021 第1部第2条)

世界アンチ・ドーピング規程では、アンチ・ドーピング規則違反として、以下の11個の項目が定義されています。また、この違反はアスリートだけが対象になるのではなく、違反の種類によっては、サポートスタッフ(指導者、コーチ、チームドクターなど)もその対象となります。

  1. 採取した尿や血液に禁止物質が存在すること
  2. 禁止物質・禁止方法の使用または使用を企てること
  3. ドーピング検査を拒否または避けること
  4. 居場所情報関連の義務を果たさないこと
    ※あらかじめ指定されたアスリートは、自身の居場所情報を専用のシステムを通して提出、更新する必要がありま
  5. ドーピング・コントロールを妨害または妨害しようとすること
    ※ドーピング・コントロールとは、ドーピング検査の一連の流れのことを指します
  6. 正当な理由なく禁止物質・禁止方法を持っていること
  7. 禁止物質・禁止方法を不正に取引し、入手しようとすること
  8. アスリートに対して禁止物質・禁止方法を使用または使用を企てること
  9. アンチ・ドーピング規則違反を手伝い、促し、共謀し、関与する、または関与を企てること
  10. アンチ・ドーピング規則違反に関与していた人とスポーツの場で関係を持つこと
  11. ドーピングに関する通報者を阻止したり、通報に対して報復すること
    ※「報復」とは通報する本人、その家族、友人の身体、精神、経済的利益を脅かす行為

アスリートカテゴリー

CODE2021では、競技レベルによるカテゴリーと、年齢や障がいにもとづくカテゴリーを定義をしています。カテゴリーによって、適用される具体な手続きや制裁の柔軟性が異なります。

適用されるアンチ・ドーピング規則やTUE(治療使用特例)の申請方法が異なりますから、自身のアスリートカテゴリーを認識しておくことは重要です。

自身のカテゴリーがわからない場合は、JADAのホームページ から調べることができます。

アスリートカテゴリー

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