禁止物質・禁止方法を使用しないための心得

• 体調が悪い時、けがをしてしまった時に薬を使用するときは、使用する前に、禁止物質や禁止方法ではないか確認しましょう。
• 確認には専門的な知識が必要な場合があります。チームドクター・スポーツドクター・スポーツファーマシストなどの専門家に相談しましょう。
• 使用する薬が禁止物質や禁止方法だった際は、禁止ではない薬や方法に変更できないか、使用する前に医師や薬剤師に相談をしましょう。
• なお、薬の確認をするときは、いい間違いや、聞き間違いを防ぐため、かならず書面を通して質問、回答を得るように心がけましょう。

病院を受診する時

アスリート自身がドーピング検査を受ける可能性があること、違反にならな い薬剤を処方してほしいことを必ず医師に伝えてください。

薬局で薬を購入する時

アスリート自身がドーピング検査を受ける可能性があること、違反にならな い製品を確認してほしいことを必ず薬剤師に伝えてください。

禁止物質を調べる方法

1. Global DRO JAPAN の利用
   JADAのHP　 から Global DRO JAPAN
   （薬・成分検索システム / 外部サイト）へリンクして、商品もしくは成分を 検索することが可能です。
2. JADA公認スポーツファーマシストに相談
   JADAは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する正確な情報・知識を 持った薬剤師を公認スポーツファーマシストとして認定しています。
   全国のスポーツファーマシストは、JADAのHP内の検索ページから都道府県ごとや、様々な条件で絞り込むことが可能です。
3. 薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインの利用
   公益社団法人 日本薬剤師会が、薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインを設置しています。原則FAXで問い合わせることになっています。