【東レ・パンパシフィック・オープン】
(9月14日~22日・ITC靱テニスセンター、大阪市)
■女子ツアーの東レ・パンパシフィック・オープンが16日~22日、大阪市のITC靱テニスセンターで行われた。シングルスでは、2回戦から出場した第1シードの大坂なおみ(日清食品)が、4試合をすべてストレート勝ちして大会初優勝を飾った。この大会で日本勢が優勝したのは1995年の伊達公子以来24年ぶり。大坂は今年の全豪以来の今季2個目のタイトル獲得で通算4勝目。大坂は準々決勝で苦手のユリア・プティンツェワ(カザフスタン)を下すなど、危なげないプレーで昨年に続く2年連続3度目の決勝進出を果たすと、決勝ではアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)をパワフルなサーブとストロークで圧倒した。前週の花キューピットオープン(広島)シングルスで準優勝だった土居美咲(ミキハウス)は、クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)と第7シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を破りベスト8に進んだ。花キューピットオープン優勝の日比野菜緒(ブラス)は、1回戦でバルバラ・フリンク(ロシア)に敗れた。本戦出場6枠を争ったシングルス予選には11人の日本勢が出場したが、誰も本戦に進めなかった。
【主な記録】
▽シングルス1回戦
〇土居美咲 6-1、6-2 ●クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)
〇バルバラ・フリンク(ロシア) 6-4、7-5 ●日比野菜緒
▽シングルス2回戦
〇大坂なおみ[1] 7-5、6-3 ●ビクトリア・トモワ(ブルガリア)
〇土居美咲 7-6(5)、6-3 ●ドナ・ベキッチ(クロアチア)[7]
▽シングルス準々決勝
〇大坂なおみ[1] 6-4、6-4 ●ユリア・プティンツェワ(カザフスタン)
〇アナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア) 6-2、6-2 ●土居美咲
▽シングルス準決勝
〇大坂なおみ[1] 6-4、6-1 ●エリーズ・メルテンス(ベルギー)[9]
▽シングルス決勝
〇大坂なおみ[1] 6-2、6-3 ●アナスタシア・パブリュチェンコワ
▽ダブルス準々決勝
〇土居美咲/日比野菜緒 6-4、6-3 ●青山修子/柴原瑛菜
〇ナディヤ・キチェノク(ウクライナ)/アビゲイル・スピアーズ(米国) 2-6、6-1、[13-11] ●穂積絵莉/二宮真琴
▽ダブルス準決勝
〇CHAN Hao-Ching/CHAN Latisha(中華台北) 6-1、2-6、[10-7] 土居美咲/日比野菜緒
(広報委員会)
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