【安藤証券オープン】
(17日~22日・東京有明テニスの森公園)
■シングルスでは、第1シードの日比野菜緒(フリー)は準々決勝までの日本勢対決を制して勝ち上がると、準決勝では元世界23位で第3シードの謝淑薇(中華台北)を6-1、1-6、7-5で下して決勝に進んだ。しかし、決勝では、昨年、世界ランクを30位まで上げている第7シードの張帥(中国)に4-6、1-6で敗れて、初開催だった大会の初代女王の座を逃した。
■張帥は1回戦で井上明里(レスポートサックジャパン)、2回戦で日比万葉(安藤証券)を破ると、準々決勝は第4シード、王薔(クエスト・インターナショナル)の途中棄権でベスト4進出。準決勝では第2シードの奈良くるみ(安藤証券)を2-6、6-1、6-3と逆転して、2年ぶりのタイトルにつなげた。
■日本勢のシード選手では、第6シードの江口実沙(北日本物産)が1回戦でソフィア・シャパタワ(ジョージア)に6-7(6)、6-7(9)で惜敗、第8シードの穂積絵莉(エモテント)も1回戦で秋田史帆(フリー)に1-6、2-6で敗れた。秋田と奥野彩加(イヌヅカスポーツプランニング)がノーシードからベスト8に進んだ。
■ダブルス決勝は、青山修子(近藤乳業)/二宮真琴(橋本総業)組と穂積/奈良組の第1、第2シード対決となり、青山/二宮組が3-6、6-2、[10-7]と接戦を制して初優勝を飾った。
※写真は全米オープン時のもの
(広報委員会)