【島津全日本室内選手権】
(21日~28日・島津アリーナ京都)
■チャレンジャー大会(5万ドル)の男子では、32枠のシングルスに日本勢13人が出場した。第2シードの伊藤竜馬(北日本物産)が1回戦負け、第5シードの守屋宏紀(北日本物産)は2回戦負け、第3シードの添田豪(GODAIテニスカレッジ)は準々決勝敗退と日本勢が苦戦する中、第1シードの杉田祐一(三菱電機)は1回戦からセットを落とすことなく、危なげない勝ち上がりで決勝に進出。決勝では初めてセットを失ったが、張択(中国)を5-7、6-3、6-4と逆転で下して優勝した。杉田はチャレンジャー大会では今季初、昨年11月のタイ以来となる通算6度目の優勝。
■男子日本勢では、予選を突破した吉備雄也(ノア・インドアステージ)が3試合を勝ってベスト4に進出、準決勝でも張択から第1セットを奪ったが、7-6(3)、3-6、4-6と逆転負けして決勝には進めなかった。関口周一(TeamREC)も予選を勝ち上がり、1回戦を突破した。
■女子シングルスでは、上位4シードがそろってベスト4に進んだ。準決勝では第1シードの波形純理(伊予銀行)が第4シードの今西美晴(島津製作所)に6-1、4-6、6-4と競り勝って、全日本室内で初めての決勝進出。前年女王の第2シード、大前綾希子(島津製作所)は、第3シードの宮村美紀(フリー)を7-6(5)、6-2と振り切って4度目の決勝に進んだ。決勝では33歳の波形が6-4、6-2で大前を破り大会初優勝を飾った。
■男子ダブルス決勝では、添田/内山靖崇(北日本物産)組が第4シードのGONGMao-Xin(中国)/YI Chu-Huan(中華台北)組に3-6、6-7(7)で惜敗。女子ダブルス決勝は、第2シードの波形/米村明子(島津製作所)組が第1シードの井上明里(レスポートサックジャパン)/宮村組を6-1、4-6、[12-10]で破って優勝した。
(広報委員会)