【かしわ国際オープン】
(4日~10日・吉田記念テニス研修センター)
■男子シングルスでは、前週にITF大会初優勝を飾った17歳の綿貫陽介(グローバルテニスアカデミー)が2週連続優勝を果たした。ノーシードの綿貫陽は、第2シードの竹内研人(北日本物産)、第4シードの吉備雄也(ノア・インドアステージ)らを連破して2週連続のファイナル進出。決勝では19歳の第3シード、越智真(江崎グリコ)との10代対決に6-3、6-3で勝って、ITF大会2度目のタイトルを獲得した。男子ダブルス決勝は、第2シードの井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)/片山翔(伊予銀行)組が、第4シードの今井慎太郎(東通産業)/仁木拓人(三菱電機)組を6-3、6-3で下して優勝した。
■女子シングルスは中国勢など外国選手がシード上位に入り、日本勢では日比万葉(証券)がただ一人、第7シードに入った。2万5000ドル大会のレベルの高い戦いに日本勢は苦戦して、ベスト8に進んだのは日比と澤柳璃子(ミキハウス)、二宮真琴(橋本総業ホールディングス)の3選手だけ。日比は澤柳との日本勢対決を7-6(4)、1-6、6-3で制してベスト4に進んだが、二宮は優勝した張修貞(韓国)に5-7、4-6で敗退。日比も準決勝で張修貞に2-6、6-7(7)と競り負けて、日本勢は姿を消した。21歳の張修貞は、1回戦で第1シードの段瑩瑩(中国)、決勝では第2シードの王雅繁(中国)を破り、ITF大会で今季初、通算6度目の優勝を果たした。中国勢対決となった女子ダブルス決勝は、YANG Zhaoxuan(中国)/ZHANG Kai-Lin(中国)組が制した。
※写真:かしわ国際オープン
(広報委員会)