■パラリンピック・パリ大会は9月6日、車いすテニスの女子シングルス決勝が行われ、第2シードの上地結衣が第1シードのD.デフロート(オランダ)に逆転勝ちして金メダルを獲得した。この種目では日本勢初優勝。上地はシングルスとダブルスの2冠を達成した。
■上地は第1セットを4-1から5ゲーム連取を許して落とした。しかし、第2セットを3-3から3ゲーム連取して奪い返すと、最終セットも3-3の競り合いから抜け出して、前回大会決勝でストレート負けしたデフロートに雪辱した。この種目でのオランダ勢の9連覇にストップをかけた。上地は初めて出場した12年ロンドン大会で5位、16年リオデジャネイロ大会では銅メダル、21年の東京大会では銀メダルと成績を伸ばし、4度目の出場となる今大会で頂点にたどり着いた。
(日本テニス協会広報部)
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