■女子国別対抗戦、ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)の杉山愛監督は15日、今年11月のBJK杯ファイナルに出場する日本代表メンバーを発表した。メンバーは内島萌夏(安藤証券)、大坂なおみ(フリー)、日比野菜緒(ブラス)、穂積絵莉(日本住宅ローン)、青山修子(近藤乳業)の5選手。4月のファイナル予選でカザフスタンと戦ったメンバーから本玉真唯(安藤証券)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が外れ、内島と穂積が加わった。
■世界ランキングの上位から選考したという杉山監督は、「(前回ダブルスで出場した)柴原選手はシングルスで急成長していて、来季に向けシングルスに力を入れていきたいということだった」と、今回ダブルス要員から外れた理由を説明。ランキングの近い本玉と日比野については、「本玉選手は(去年獲得した)ディフェンドのポイントがかなりあるので、個人の世界ランクを上げてもらいたい気持ちがある。日比野選手は全米で予選を突破した」などと述べた。「出るからには優勝が目標」と力強く言い切る杉山監督。「日本に十分チャンスはある。(1回戦の)ルーマニア戦、(勝てば準々決勝で対戦するシードの)イタリア戦をしっかり戦って、その二つにもし勝てばさらに上が開けてくる」と意気込みを語った。
■BJK杯ファイナルは11月13日~20日、スペイン・マラガで開催される。12か国によるトーナメント方式でシード4か国が準々決勝から出場する。日本は11月14日に1回戦でルーマニアと対戦する。
(日本テニス協会広報部)
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