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【U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE】6年ぶり開催

【U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE】6年ぶり開催

【U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE 12月8日】
 
東京・有明コロシアムでドリームテニスARIAKEが6年ぶり(有明では7年ぶり)に開催され、約10,000人の観客が集まった。公式戦で対戦のない錦織圭(ユニクロ)とダニエル太郎(エイブル)のシングルスを皮切りに、望月慎太郎(木下グループ)と18歳坂本怜(IMG)の四大大会ジュニア王者同士の対戦、国枝慎吾さんと小田凱人(東海理化)による車いすテニス新旧王者対決など、興味深いマッチアップが続いた。コート横には実況席が設けられ、錦織とダニエルの試合を国枝さんが、望月と坂本の対戦を錦織が解説。音声が会場に流れ、アナウンサーとの軽妙なやりとりが観客を沸かせた。石井さやか(ユニバレオ)とシングルスを戦った18歳の小池愛菜(IMG Tokyo)は観客の前でプロ転向を発表、「グランドスラム優勝が目標」と話した。大会の収益の一部が日本テニス協会の能登半島地震震災復興支援事業に寄付される。

■対戦後、選手は記者会見を行い、今季を振り返った。シーズン前半は故障がちだったが復調、世界ランキングを二桁目前まで戻した錦織は「大変だったが、なんとか、まあまあの結果も出た。100位(近く)に戻ってきて、やっとスタート地点に立ったなという思いはある。前半は、ひざ、肩と、いろんなけががあったが、なんとかゼロ(地点)に戻ってきた。プレーも悪くないし、来年に向けて、いい準備ができた」とシーズンを総括した。

■車いすテニスでパリ・パラリンピック金メダルの小田は「すごくいい年だった。小学生くらいからずっと2024年はパリ大会がある年と意識し、活躍したいと思っていた。思いがかなった。来年はそれを上回るつもりでやりたい」と話した。

■パリで単複金メダルの上地結衣(三井住友銀行)は「パラリンピックは大きな目標だったので、一番いい色のメダルを取れて、すごくうれしいとともに、支えてくださった皆様に感謝の気持ちを伝えることができて、すごくいい1年になった」と振り返り、「来年はまだ取りたいタイトルや挑戦したいプレーがあり、自分がもっと強くなれると感じる試合が今年たくさんあったので、それに向けて頑張りたい」と抱負を述べた。

■パリ・パラリンピックではテレビの解説者をつとめ、さらにコーチとして上地をサポートした国枝さんは「(パリで)二人の勇姿を見られて、すごくいいときの流れを感じた。二人が車いすテニスを引っ張ってくれているので、期待している」と小田、上地にエールを送った。

■今秋、プロに転向、1週間前には四日市チャレンジャーでプロ初優勝を果たした坂本怜は「始まりが全豪オープンジュニア優勝で、終わりはチャレンジャー優勝、始まりと終わりがすごくよかった。腹筋をけがしたり、ぬらりくらりした時期もあったが、通してみればジャンプアップした年だった」と振り返った。

■チャリティを目的としたこのイベントの開催は9回目となる。初回の開催を呼びかけた錦織は「選手たちはみなそれぞれ思いがあって来てくれていると思う」と仲間に感謝した。米国フロリダ州の自宅が台風で被害を受けたことも明かし、「自然災害はどうしようもないが、助け合えたらと思う」と話した。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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