【マドリード・オープン】
(5月1日~8日、マドリード・スペイン)
■男子マスターズ1000となるマドリード・オープン(スペイン)男子シングルスで、錦織圭(日清食品)がベスト4に進出した。第6シードの錦織は初戦の2回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア)に6-2、3-6、7-5と辛勝すると、3回戦では過去6連敗だった第10シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-4、7-5のストレートで下して、ガスケから初めて白星を奪った。続く準々決勝では21歳のニック・キリオス(オーストラリア)に6-7(6)、7-6(1)、6-3で競り勝って3年連続で準決勝進出。しかし、準決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6、6-7(4)で敗れて、2年ぶりの決勝進出はならなかった。ジョコビッチは決勝で第2シードのアンディ・マリー(英国)を下して優勝、マスターズ1000シリーズで単独最多となる29個目のタイトルを獲得した。18歳のサンティラン晶が男子シングルス予選に挑戦、予選1回戦でミハイル・ユージニー(ロシア)に3-6、6-7(7)で敗れた。
■同じマドリード・オープンの女子シングルスに出場した土居美咲(ミキハウス)は、優勝した第6シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に1回戦で0-6、3-6で敗れた。大坂なおみは予選で敗れて本戦出場を逃した。
(広報委員会)