【福岡国際女子】
(5月10日~15日・福岡博多の森)
■シングルスは前週のカンガルーカップ国際女子を制した桑田寛子(島津製作所)らシード勢8人がそろって1回戦で姿を消す波乱で始まった。1995年生まれの岡村恭香(ストライプインターナショナル)は、1回戦で同年代の第7シード、奥野彩加(Club MASA)を3-6、6-2、6-4で破ると、2回戦で井上雅(テニスラウンジ)、準々決勝で秋田史帆(北島水産)と先輩プロを連破、準決勝ではストーム・サンダース(オーストラリア)を6-2、4-6、6-4とこの大会3度目のフルセットマッチで退けて、昨年9月以来のITF大会決勝に進んだ。しかし、決勝ではクセーニャ・リキナ(ロシア)に2-6、7-6(2)、0-6と惜敗、岡村はITF大会6度目の決勝でも初優勝に届かなかった。リキナはITF大会で3年ぶり4度目の優勝。
■ダブルスでは、波形純理(伊予銀行)/瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)組と久見香奈恵/高畑寿弥の橋本総業ホールディングス・ペアがベスト4に進んだが、ともに準決勝で敗れて日本勢は決勝進出を逃した。19歳のインディ・デブルーム(オランダ)と24歳のアレクサンドリナ・ナデノバ(ブルガリア)組が初優勝を飾った。
※写真:福岡国際女子テニス
(広報委員会)