【イタリア国際】
(5月8日~15日、ローマ・スペイン)
■男女同時開催のイタリア国際(男子はマスターズ1000、女子はプレミア5)で、男子シングルスの錦織圭(日清食品)がベスト4進出、女子シングルスの土居美咲(ミキハウス)はベスト8に勝ち上がった。
■男子シングルス第6シードの錦織は初戦の2回戦でビクトル・トロイツキ(セルビア)に第1セットを落としながら、5-7、6-2、6-3で逆転勝ちすると、3回戦では前週に続く対戦となった第11シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-1、6-4で下した。準々決勝では、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)を破って勝ち上がった第13シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6-3、7-5で破り4大会連続で準決勝進出を果たした。しかし、準決勝では前週のマドリード・オープンに続いて第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦、錦織は6-2、4-6、6-7(5)で惜敗して決勝進出を逃した。
■ノーシードの土居は、女子シングルス1回戦でアリーゼ・コルネ(フランス)に7-6(2)、6-1で下すと、2回戦では昨年の全仏準優勝の第10シード、ルーシー・サファロバ(チェコ)を6-3、7-5で破る番狂わせを演じて16強入り。3回戦では今年の全豪ベスト4のジョアンナ・コンタ(英国)に4-6、7-5、6-2と逆転勝ちした。しかし、準々決勝では同じノーシードのイリーナカメリア・ベグ(ルーマニア)に2-6、6-7(3)で敗れた。
(広報委員会)