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【全仏オープン】大坂なおみは第6シードのハレプに惜敗  > 続きを読む

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【全仏オープン】
(5月22日~6月5日・パリ、フランス)
 
[女子シングルス3回戦]
○シモナ・ハレプ(ルーマニア) 4-6,6-2,6-3 ●大坂なおみ
 
■大坂がサービスエースやグラウンドストロークのウィナーを奪うたびに観客席のボルテージが上がる。クレーコートでのラリーに絶対の自信を持つ第6シードが、全仏初出場の大坂に打ち負け、顔色を失った。第1セットを大坂が先取。時速200キロに迫るサーブ、左右両サイドへの積極的な展開。さらに相手が優勢のラリーを逆転するカウンター。18歳がコート・スザンヌ・ランランの主役だった。
 
■分岐点は第2セットの最初のゲームだった。デュースを4回繰り返したが、相手にサービスキープを許す。このゲームで、苦しんでいたのはむしろハレプだった。ラリーで追い込まれた大坂の逆襲が決まり、逆に、カウンターのチャンスにハレプがエラーをおかした。第1セットを落としたハレプは、少ないチャンスを逃してはならないという意識が硬さにつながっていたのか。しかし、4度のデュースでは常にハレプが先行、大坂は肝心なところでワンプッシュできなかった。その後もチャンスは何度もあったが、経験で上回るハレプにうまくしのがれた。
 
■大坂は「チャンスはあった。でも、自分のテニスを相手に押しつけることができず、エラーも多かった」と振り返った。それでも「彼女は私より経験豊富。がっかりする必要はない。勉強の機会ととらえたい」と前を向いた。
 
(広報委員会)
 
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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