【ATPツアー・ファイナル】
(11月13日~20日・ロンドン、イギリス)
■男子ツアー最終戦のATPツアー・ファイナルが13日~20日にロンドンで開催され、3年連続で出場した錦織圭(日清食品)は準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて、初の決勝進出は果たせなかった。錦織は1次リーグでスタン・バブリンカ(スイス)を6-2、6-3で破ったものの、アンディ・マリー(英国)には7-6(9)、4-6、4-6、マリン・チリッチ(クロアチア)にも6-3、2-6、3-6と逆転負けした。4人が競った1次リーグは、マリーが3連勝の1位で準決勝に進出、準決勝に進む残り1枠を巡っては、1勝2敗で錦織、バブリンカ、チリッチの3人が並んだが、錦織がセット率で抜け出して2年ぶりに準決勝に進出した。しかし、準決勝では1次リーグの別の組を1位通過したジョコビッチに1-6、1-6で完敗して決勝には進めなかった。決勝ではマリーがジョコビッチを6-3、6-4で破って優勝、16年の最終世界ランキング1位の座を確定した。
(広報委員会)