【島津全日本室内選手権】
(18日~25日・島津京都アリーナ)
■チャレンジャー大会となる男子は、シングルスに日本勢10選手が出場したが、添田豪(GODAI)と内田海智(富士薬品)のベスト8が最高成績だった。第3シードの添田は、1回戦で主催者推薦の19歳、綿貫陽介(日清食品)に7-6(6)、0-6、7-6(2)と辛勝すると、2回戦ではアンドリュー・ウィッティントン(豪州)に6-4、6-1と快勝した。しかし、準々決勝で予選勝ち上がりのブレーク・エリス(豪州)に3-6、7-5、5-7と惜敗した。内田は相手の途中棄権で1回戦を突破すると、2回戦では第6シードのKWON Soonwoo(韓国)を、6-4、6-7(10)、7-6(7)で破りベスト8に進んだが、準々決勝で第2シードのジョーダン・トンプソン(豪州)に6-7(5)、0-6と力負けした。
■第5シードの伊藤竜馬(北日本物産)は、1回戦で主催者推薦の18歳、清水悠太(イカイ)を6-2、6-3で下したが、2回戦でエリスに6-4、3-6、4-6と逆転負け。昨年優勝の第8シード、内山靖崇(北日本物産)は元世界57位のミハル・プシシェズニ(ポーランド)に6-4、4-6、6-7(3)と競り負け1回戦で姿を消した。決勝は第1シードのジョン・ミルマンと第2シード、トンプソンの豪州勢対決となり、7-5、6-1でトンプソンを下したミルマンが、5年ぶり2度目の優勝を飾った。トンプソンはルーク・サビル(豪州)と組んだダブルスでは、決勝で添田/内山組を6-3、5-7、[10-6]で下して優勝した。
■女子シングルスは、シード勢がベスト4を独占。準決勝では、第1シードの加治遥(島津製作所)が16年全日本女王の第3シード、大前綾希子(島津製作所)に3-6、7-6(2)、7-5と逆転勝ち、19歳の第2シード、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)は15年インカレ女王の第7シード、西本恵(島津製作所)を6-1、0-6、6-4で破り、ともに初の決勝に進んだ。決勝では小堀が5-7、7-5、6-1で加治を破って初優勝。小堀は18歳の荒川晴菜(フリー)と組んで出場したダブルスでも、決勝で加治/高畑寿弥(橋本総業ホールディングス)組を7-6(5)、6-2で下して優勝した。
(広報委員会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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