【久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス】
(5月15日~20日・福岡県久留米市新宝満地区コート)
■ITF女子サーキットの久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子(6万ドル)が15日~20日、福岡県久留米市の新宝満地区コートで行われた。シングルス決勝では、第7シードの清水綾乃(Club MASA)が予選から出場のアビー・マイヤーズ(豪州)を6-3、7-5で下し優勝した。ダブルスはナオミ・ブローディ(英国)/エイジア・ムハンマド(米国)組が、前週の福岡国際女子に続いて2週連続で優勝した。
■シングルスでは、20歳の清水綾乃(Club MASA)が今季初、通算4度目のITF大会優勝を飾った。第7シードの清水は、1回戦で昨年の全日本選手権準優勝の秋田史帆(北島水産)を6-2、6-4で下すと、2回戦では11年のこの大会に優勝したベテランの藤原里華(北日本物産)を6-4、2-6、6-2で破った。準々決勝で第2シードのアリーナ・ロディオノワ(豪州)に7-5、5-7、7-5と競り勝って勢いに乗ると、準決勝で前週の大会で準優勝したクセーニャ・リキナ(ロシア)を7-6(3)、6-0で破り、決勝では予選勝ち上がりのアビー・マイヤーズ(豪州)を6-3、7-5で下して、6万ドル大会で初めての優勝を果たした。加治遥(島津製作所)は2回戦で第6シードのイバナ・ヨロビッチ(セルビア)を破ってベスト8に進んだが、準々決勝でリキナに6-2、3-6、4-6と逆転負けした。そのほか、江口実沙(橋本総業ホールディング)と押野紗穂(慶応義塾大)が1回戦を突破した。
■ダブルスでは、第4シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/桑田寛子(島津製作所)組と林恵里奈(福井県スポーツ協会)/梶谷桜舞(島津製作所)組がベスト4に進んだが、ともに準決勝敗退。決勝は第1シードのナオミ・ブローディ(英国)/エイジア・ムハンマド(米国)組が、ケイティ・ダン(英国)/アビゲイル・テレアピサ(パプアニューギニア)組を6-2、6-4で下して優勝した。
※写真:久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス
(広報委員会)