【富士薬品セイムスウィメンズカップ in 甲府】
(6月12日~17日・甲府市山梨学院大横根テニス場)
■ITF女子サーキットの富士薬品セイムスウィメンズカップin甲府(2万5000ドル)が12日~17日、甲府市の山梨学院大学横根テニス場で行われた。シングルス決勝では、土居美咲(ミキハウス)が米国の大学に留学するリュー理沙マリー(沖縄尚学高校)を6-2、6-3で破り優勝した。土居は江口実沙(橋本総業ホールディングス)と組んだダブルスも制して単複2冠を果たした。
■27歳の土居美咲(ミキハウス)が単複2冠を果たした。第5シードに入ったシングルスでは、準々決勝で第2シードの19歳、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)、準決勝で18歳の本玉真唯(フリー)、決勝では21歳のリュー理沙マリー(沖縄尚学高校)と若手を連破した。2016年に自己最高位の世界30位をマークした土居は、格の違いを見せて5試合すべてストレート勝ち。土居のシングルス優勝は16年のWTA125Kシリーズ・サンアントニオ(米国)以来8回目(ツアー優勝は1回)。米国・オクラホマ州立大に留学するリューは、予選を突破して本戦入りすると、準々決勝で第1シードの清水綾乃(Club MASA)を4-6、6-2、6-4で破るなどして、ITF大会で初めて決勝に進出した。ダブルス決勝では、第3シードの土居/江口実沙(橋本総業ホールディング)組が、第4シードの西本恵(島津製作所)/高畑寿弥(橋本総業ホールディングス)組を6-3、6-7(2)、[10-8]で下した。
※写真:富士薬品セイムスウィメンズカップ in 甲府
(広報委員会)