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【ウィンブルドン】土居美咲が日本女子10年ぶりの四大大会16強入り  > 続きを読む

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【ウィンブルドン】
 (6月27日~7月10日・ウィンブルドン、英国)
 
[女子シングルス4回戦]
○アンゲリク・ケルバー(ドイツ) 6-3,6-1 ●土居美咲
 
■相手は第4シードとあって判官びいきの観客も多かったのか、序盤、土居の好ショットに観客席が何度も沸いた。サウスポー同士のラリーは、土居がケルバーのバックハンドをつき、先に仕掛ける場面も目立った。しかし、頼みのフォアハンドの精度が上がらなかった。相手のディフェンス力を意識するあまり、決めるべき所で確実に決めきれない。
 
■「あれだけカウンターがうまいと、より厳しいところを、となってしまった」と土居が振り返った。ここまでの3戦では、積極的な攻撃が実を結んだが、この試合に限っては、気持ちが先走ってのミスが目立った。ラリーのアンフォーストエラーは20本。堅実な守備でエラーを8本にとどめたケルバーとは対照的なスタッツが残った。
 
■それでも、自身初、日本女子として06年の杉山愛以来10年ぶりの四大大会16強入りで、存在感を示した。「実りのあった大会」と手応えを口にした。
 
(広報委員会)
 
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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