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ルールQ&A

ルールに関して特にご質問が多い内容をQ&A形式でおまとめしています。そのほかのご質問については下記お問い合わせよりご連絡をお待ちしております。

お問い合わせ|日本テニス協会公式サイト[JTA]

ロービングアンパイアQ&Aはこちらから

[更新情報]
2022年2月11日:ショートセットの項目追加 
2024年4月3日: ノーレット・間違えの訂正を追加
2024年5月14日: ノーレットを更新

試合形式誤り

そのままタイブレークを進めて下さい。大会の試合形式のスコア表記と異なってしまいますが、タイブレーク後、6-5で試合終了となります。

タイブレーク後のエンド

タイブレーク終了時のエンドからの交代です。

ボールマークチェック

オムニコートでは行いません。クレーコートのみです。

着替えとトイレットブレーク

着替えとトイレットブレークは別個のものではなく、着替えもトイレットブレークに含まれます。 トイレットブレークは、男女共シングルスの試合では1回です。

1度トイレットブレークを取って、次のセットブレークで着替えたい時は、 2回目なので自分の持ち時間内(セットブレーク120秒以内)にコートに戻らなければなりません。 戻って来られなければ、コードバイオレーションが科せられます。

「トイレットブレークと着替え」は、JTAルールブック2020 第3部JTA公式トーナメント競技関連規則の項目です。 JTA公式トーナメントとは、JTT,J1, J2 などのJTAランキング対象大会のことです。

2018年から、公式トーナメントでは予選を含め、8ゲームプロセットや1セットマッチの試合形式は採用されなくなりました。 その為、ルールブックのトイレットブレークの回数の表から、「8ゲームプロセットまたは1セットマッチ」は削除されております。 8ゲームプロセットや1セットマッチの大会では、トイレットブレークの回数やいつ行けるかに関して、大会側の決定となります。

メディカルタイムアウト

メディカルタイムアウトは、エンドチェンジ時やセットブレーク時に取れるのですから、 要請のあったエンドチェンジ時に取ることができます。 それ以外のポイント間などで要請のあった場合は、次のエンドチェンジ・セットブレークまでプレーを続けてもらいます。

メディカルトリートメント

相手選手がコートに戻って来ていなくても、トリートメントはエンドチェンジ・セットブレークの時間内です。 エンドチェンジだったら90秒、セットブレークだったら120秒になります。

服装規定

着用可能です。

一般のテニス大会では、購入先(医者からとかお店からとか)によって着用の可否が決まることはありません。 医療器具・装具にロゴの規制はありませんが、サポーター(ふくらはぎ用のカーフスリーブなど)については、 コンプレッションショーツと同様のロゴ規定が適用されます。

男子は、13㎠以内が2つか26㎠以内が1つ。女子は、13㎠以内が1つ。 しかし、医療目的でどうしても必要であると選手が申し出た場合は、各大会のレフェリー判断に委ねられます。

はい、製造業者ロゴになります。

セルフジャッジの試合

1回目のミスジャッジの訂正が、相手のエースで失点になっていても、1回目とカウントし、それ以降も失点になります。

セルフジャッジの試合で、「フットフォールト」を選手どうしでコールすることができません。 ロービングアンパイアを呼んで、コート内で見てもらいます。 コートの外からフットフォールトをコールすることはできません。 ロービングアンパイアがいない場合は、大会レフェリーを呼んで下さい。

距離で考えるのではなく、侵入してきたボールに気づいて、プレーを妨害されたと認識した時に、すぐに「レット」をコールします。ファーストサービスからのポイントのやり直しになります。

試合中にプレーヤーが声を出すのは「フォールト」「アウト」の場合で、その声によりプレーが止まります。 声を出す=プレーが止まる、ということを考えると、相手選手が打つ前に声を出すと相手のプレーの妨害になります。

ボールを打つ時に唸り声を発する選手もいますが、打球時のスウィングの一部であれば、それは許容範囲内です。 しかしそれ以外では、声を出すことで相手のプレーが止まってしまうので、相手に対する妨害行為になります。 特に、相手選手が打つ前は、意図的に相手を妨害したということで、違反行為になります。

自分が打つ時に声を出すことは、妨害にはなりません。 自分が打つ前に、相手選手が声を出してプレーを妨害された時は、レフェリーやロービングアンパイアを呼んで、 状況を説明して下さい。妨害されてプレーを止めた場合は、声を出した選手は失点になります。 しかし、ポイントが終了していれば、そのポイントは成立します。

このボールは、地面(石ころ)と同じなので、触れてもネットにかけても大丈夫です。失点にはなりません。 ただし、ボールを除ける動作が相手のプレーの邪魔になったら、相手への妨害になるケースはあります。 その場合、1回目は故意でない妨害としてポイントのやり直し、2回目以降は失点になります。

「レット」のコールは、落とし物をしたプレーヤー・チームがコールすることはできません。 相手プレーヤー・チームが妨害を受けたと判断した場合に限りコールできます。 相手が「レット」をコールして止めなかったら、プレーを続けて下さい。

レフェリーやロービングアンパイアを呼んで下さい。 レフェリーやロービングアンパイアは、両選手から詳しく状況を聞き、適切な判断をします。

少しでも自信がないようだと、相手に有利な判定をすることになります。 自分には聞こえなかった、そう見えなかったと思っても、相手選手には聞こえたんだ、そう見えたんだと受け入れる フェアな態度が必要です。

状況によっては「レット」になるケースもあるかもしれませんが、たいていの場合は、どちらかのポイントになります。

セカンドサーブから再開します。

タイブレーク中のサーバー間違い

奇数ポイントが終わってから気が付いたので、入れ替わる。
本来は①A⇒②B⇒③B⇒④A⇒⑤A・・・
訂正後①B⇒②A⇒③A⇒④B⇒⑤B・・・となる
また、次のセットのサーバーはB
本来タイブレークの最初のポイントでサーバーになるべきだった人が次のセットの最初のゲームのレシーバーとなる。

① A(デュース)⇒ ② B(アド)⇒ ③ B(デュース)⇒④ B(アド)
※ここで間違いに気付く
偶数ポイント④が終わって気付いたので、本来の順番に戻す。サービスサイド(デュースor アドバンテージ)はスコアに準ずる。
⑤ A(デュース)⇒ ⑥ B(アド)⇒ ⑦ B(デュース)⇒ ⑧ A(アド)⇒ ⑨ A(デュース)…


ショートセット

ショートセットのみで試合を行う場合、ショートセットタイブレーク方式(5P先取)を採用することができる。これは、ファイナルセットもショートセット(4ゲーム)で行う場合を指し、マッチタイブレークの場合は含まれません。最初に5ポイント、4ポイントオールになった場合は、ディサイディングポイントを取ったプレーヤー・チームがそのゲームとセットを獲得する。プレーヤー・チームは最初の4ポイントをプレーした後のみ、エンド交代する(1回だけ)。※JTAテニスルールブックP31ショートセットタイブレーク

ノーレット

試合形式によって異なります。ショートセットとノーアド方式を併用する場合はどちらもの選手が返球することができます。その他の試合形式の場合は正しいレシーバーのみが返球できます。<JTAルールブック2024 p.32>

本来してはならないコールをしてしまったので、相手選手への妨害としてレットをコールした選手は失点となります。 ただし、2024年度から新たにノーレットルールを採用する大会では、2024年度に限りルールの移行措置として以下のように扱われます。
・サーブを正しくコートに返球した場合はそのポイントのやり直し
・返球したが正しいコートに入らなかった、またはサービスエースの場合は失点
・そのレットのコールは1回のミスジャッジとしてカウントされる

間違えの訂正

打ち返したボールが正しく相手コートに入っていないため、リプレイにはなりません。そのアウトのコールが相手選手のプレーを妨害したかどうかがポイントとなります。コートの外からロービングアンパイアにジャッジを訂正された場合も同様に、返球が相手コートに正しく入った場合は1回目は相手への故意ではない妨害としてポイントレットになります。<JTAルールブック2024 p.208>

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