■デビスカップのワールドグループ(WG)・プレーオフ、コロンビア-日本戦(9月18日~20日・コロンビア)の代表選手が発表された。日本は錦織圭(シングルス4位、ダブルス421位)、ダニエル太郎(単110位、複915位)、西岡良仁(単128位、複946位)、内山靖崇(単214位、複200位)の4人。ダニエルは昨年4月のチェコ戦以来、西岡は初めての代表選出になる。
■WG1回戦のカナダ戦(3月・カナダ)と比べると、伊藤竜馬(単96位)と添田豪(単111位)の2人が抜けて、ダニエルと西岡が加わった。コロンビアは今回、クレーコートを会場に選択しており、スペインを拠点に活動するダニエルは、ハードを好む日本選手が多い中、クレーコートを得意とする。西岡は開催中の全米オープンで2年連続の予選突破を果たし、今年は初めて本戦1回戦を勝ち上がっている。1984年生まれの添田、88年生まれの伊藤が外れた結果、今回のメンバーは89年生まれの錦織が最年長で、内山(92年生まれ)、ダニエル(93年生まれ)、西岡(95年生まれ)という若い構成となった。
■コロンビアのメンバーは、サンティアゴ・ヒラルド(単59位、複93位)、アレハンドロ・ゴンサレス(単119位、複324位)、フアンセバスチャン・カバル(単なし、複27位)、ロベルト・ファラ(単なし、複28位)の4人。シングルスの上位2人とダブルスのスペシャリスト2人が選ばれた。日本とコロンビアの唯一の対戦となる2年前のWGプレーオフ(日本開催)時と比べると、83年生まれのアレハンドロ・ファジャ(単127位)が外れて89年生まれのゴンサレスが加わった。
■日本はWG1回戦でカナダに敗れて2年ぶりにプレーオフに回った。一方、コロンビアはアメリカ・ゾーン1部でウルグアイを破り3年連続のプレーオフ進出となる。有明コロシアムで開催された2年前の対戦では、錦織がファジャとヒラルドを破ってシングルスで2勝、コロンビアはヒラルドが添田を破ったシングルスとダブルスで2勝として、決着は最終シングルスに持ち込まれた。最終シングルスでは添田がファジャを3-1で破り、日本がWG復帰を果たしている。
【デビスカップ by BNPパリバ 2015 ワールドグループ・プレーオフ コロンビア-日本】
開催日:2015年9月18日(金)~20日(日)
開催地:コロンビア、ペレイラ
[日本代表チーム]
錦織圭(日清食品、単4位/複421位)
ダニエル太郎(エイブル、単110位/複915位)
西岡良仁(ヨネックス、単128位/複946位)
内山靖崇(北日本物産、単214位/複200位)
監督:植田実
[コロンビア代表チーム]
サンティアゴ・ヒラルド(単59位、複93位)
アレハンドロ・ゴンサレス(単119位、複324位)
フアンセバスチャン・カバル(単なし、複27位)
ロベルト・ファラ(単なし、複28位)
監督:マウリシオ・ハダッド
*世界ランクは8月31日付け。
[国際テニス連盟(ITF)DAVIS CUP]
http://www.daviscup.com/
(広報委員会)