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【全豪オープン】錦織圭は準々決勝で無念の途中棄権

【全豪オープン】錦織圭は準々決勝で無念の途中棄権

【全豪オープン】
(1月14日~27日・メルボルン、オーストラリア)

[男子シングルス準々決勝]
○ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 6-1,4-1 ret. ●錦織圭

■立ち上がりは、軽快とまでは言えないが、意識してしっかり足を動かそうという様子が見られた。しかし、0-3からのサービスゲームで異変が起きた。「サーブを打ったときに右太ももに強い痛みを感じた。跳ぶ、蹴るということができなくなった。曲げると痛く、そこから動けなくなった」と錦織。止まる、逆方向に切り返すという動作がまったくできなくなった。ショットは不安定で、甘い返球はジョコビッチのウィナーを呼び込んだ。第1セット終了後にトレーナーの処置を受け、右太ももにテープを巻いたが、動きは戻らず、第2セット途中までプレーして棄権を申し出た。

■5セットマッチ3試合を含む4試合、特に4回戦でパブロ・カレノブスタ(スペイン)と演じた5時間5分の死闘の影響は明らかだった。試合前は「頑張ればどうにかなると思っていた」が、体が悲鳴を挙げた。錦織のようなプレースタイルの選手は、体力消耗と引き替えに1ポイントを得る。それを積み重ねた4試合、計13時間47分だった。落胆の色は濃かったが、「体の強さ、戦っていく気持ちと体力はもうちょっと必要だろう」と自分を戒めた。昨年の全米に続く4強入りはならなかったが、錦織は「悔いが残り、やりきれない思いはあるが、ひたすら頑張っていくしかない」と前を向いた。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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