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【追悼】ボブ・ブレット氏(元デビスカップ代表スーパーバイザー)

【追悼】ボブ・ブレット氏(元デビスカップ代表スーパーバイザー)

去る1月5日、デビスカップ日本代表チームや修造チャレンジトップジュニアキャンプなどで、日本テニス界の選手強化に多大なご尽力をいただいたボブ・ブレット氏が逝去されました。本協会といたしましても、心よりご冥福をお祈りいたします。


松岡修造本協会理事の追悼コメント

ボブ、僕をそして多くの日本人選手を世界のテニスに導いてくれてありがとう。

僕の恩師であるボブ・ブレットさんが1月5日パリで逝去されました。
ボリス・ベッカー、ゴラン・イバニセビッチ、マリン・チリッチなど、世界的なプレイヤーを育てた名伯楽です。
ボブは僕を世界の舞台に導いてくれました。ボブとの出会いがなければ、僕は間違いなくプロテニスプレイヤーになっていませんし、18歳の僕一人の考えで「世界で戦う」などという思いは生まれてこなかったでしょう。ボブが僕に教えてくれたのはテニスだけでなく、諦めない心、チャレンジする精神、人として…すべてにおいて僕の恩師であり、友人であり、人生を変えてくれたかけがいのない人。
ボブはなぜ僕を選んでくれたんだろう、世界で戦えるかどうかもわからない日本人の僕にチャレンジしてくれたのだろう。
なぜ、日本のテニスを日本のジュニアをここまで愛し、情熱をもって指導し続けてくれたんだろう。
最後までボブにその真意、想いを聞くことができませんでした。
ボブは未知数の日本人の僕を選び、世界にチャレンジする機会を与えてくれました。当時、男子テニス界で日本人が世界ランキング100位以内に入るには不可能だと言われていた時代。そして、僕が現役を退いた中、世界で戦える日本男子選手を育成する強化プログラム「修造チャレンジ」に20年以上ものあいだ本気でサポートしてくれたボブの想いを、僕なりに考えてみましたが…答えは見つからない。ただひとつ言えることは、ボブにとってすべてが「チャレンジ」だったんだと。
いつもボブは僕に言ってくれていた言葉「SHUZO、チャレンジするのが俺は好きだ。チャレンジしているときこそが自分らしくいれるとき。指導しているなかで、選手のランキングなど関係ない。本気でチャレンジしている選手こそがチャンピオンなんだ。自分にとってチャンピオンであることが大事なんだ!」何度も何度も僕に言い続けてくれました。
ボブから教わったことはここに書き尽くすことができないほど、僕の心にはたくさんのボブからの教えがあります。その思いを少しずつ僕が連載を持っているテニスマガジンに今後記していきたいと思います。そしてボブからもらった宝物、この20年以上日本のテニス選手たちに指導していただいたテニスのメソッド、そしてメンタルタフネスをテニスに携わっている人たちに伝えていけるものを形にしていきたいと思います。
それから、いま世界で戦っている日本人男子テニスプレイヤーにどうしても伝えたいことがあります。強化合宿を通して、日本のテニス選手たちはみなボブ・ブレットの魂が注入されている。錦織圭選手、西岡良仁選手はじめ、みんなのテニスのなかにボブが息づいている。だからこそ、ボブの情熱を感じろ!自分を信じて前に進んでくれ!そして目指せ自分チャンピオン!
ボブ、僕がこうやってテニスだけでなく、いろんなことができているのは、あなたが僕の核となる信念、どんなことにも挑戦し続け、諦めない心をしっかりと作り上げてくれたからです。 
あなたの想いをしっかりと引き継ぎ、また新たな気持ちで日本のテニスを盛り上げていくことを約束します。
ボブ、本当にありがとう!そして、これからも天国から僕らを導いてください。

ボブ・ブレットの永遠の教え子 松岡修造より

松岡修造オフィシャルサイト

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