■パラリンピック・パリ大会は9月7日、車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第2シードの小田凱人が第1シードのA.ヒューエット(英国)を破って金メダルを獲得した。18歳の小田は初出場で初優勝を果たした。この種目では国枝慎吾が08年北京大会、12年ロンドン大会と21年の東京大会を制しており、日本勢としては2大会連続4度目の優勝。
■小田は第1セット4ゲームを連取してそのままヒューエットを押し切った。しかし、第2セットは立ち直った相手に取り返され、最終セットも先行されて3-5と追い込まれた。相手にマッチポイントも握られたが、小田がここから4ゲーム連取して劇的な逆転優勝を飾った。
■今大会で日本勢は、男子シングルスの小田、女子シングルスの上地結衣、女子ダブルスの上地/田中愛美組が金メダルを獲得、男子ダブルスで三木拓也/小田組が銀メダルを獲得した。
(日本テニス協会広報部)
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