【ウィンブルドン】
(7月2日~15日・ロンドン、英国)
[ジュニア男子ダブルス準決勝]
○Nicolas Mejia(コロンビア)/Ondrej Styler(チェコ) 6-3,7-6(4) ●田島尚輝/Rinky Hijikata(豪州)
■全仏ジュニアのダブルスでともに優勝トロフィーを掲げたスティラー(チェコ)と今回は敵味方に分かれ、決勝進出を懸けて戦った。第1セットは相手に先にペースをつかまれた。第2セットは互角の展開だったが、タイブレークを制することはできなかった。タイブレーク3-4で迎えた田島のサーブから3ポイント連続で失点し、引き離された。
■田島は「お互い手の内を知っている中での戦い。ひとことで言ってタフな試合だった。相手のサーブがどっちに来るか分かったが、リズムがつかめず、取るべきところを取れず、ずるずるとタイブレークに行ってしまった」と悔しがった。
■ウィンブルドンでプレーするのは幼稚園からの夢だった。「テニスの聖地。一球一球に重みがある」と雰囲気を楽しんだが、シングルスは1回戦敗退、ダブルスも全仏に続く優勝まであと一歩のところで涙をのんだ。次の目標は全米ジュニアとユース五輪だ。ユース五輪は4年前に山崎純平の混合ダブルス銀メダル、男子ダブルス銅メダルの活躍を聞いてあこがれた大会だ。プロ転向を視野に入れる田島。残るジュニア大会で、いい経験と実績を重ねたい。
(広報委員会)