■男子シングルス4回戦では、世界ランク151位で予選勝者の望月慎太郎が得意のネットプレーで第1シードのヤニク・シナー(イタリア)に食い下がったが、ストレートで敗れた。
[男子シングルス4回戦]
○ヤニク・シナー(イタリア) 6-3,7-6(0),6-3 ●望月慎太郎
■結果を大きく左右したのは第2セットのタイブレークだ。出だしから望月にミスが続き、一方的な流れになった。「焦ってしまった。(ものにするのは)大変と理解していたので、取りたい気持ちが先走りしすぎた」と望月。一方、シナーは「重要な局面」とギアを上げた。日没を迎え、順延の可能性も頭に入れて「一気に決めにいった」という。2セットを連取したシナーが調子を上げ、望月は振り切られた。
■「特にこのサーフェスでは、非常に難しい相手だった」とシナー。望月の芝コートへの適性を理解し、対策した上で「よりアグレッシブにプレーしようとした」という。それでも、思うに任せない様子も見てとれた。望月は「僕の打つボールが低くて、彼が苦労しているように見えた」と弾道の低いストロークやネットプレーが効いている手応えを持ちながら試合を進めた。
■「僕のほうが少しだけ状況をうまく処理できた。ただ、彼は素晴らしい選手。予選から勝ち上がって、こんなに長い間、これほど高いレベルでプレーしたことに驚かされる。彼は自分を誇りに思うべきだ」。コート上でのインタビューに応え、敗者を称えるシナーの言葉だ。望月は「0-3という結果だったが、接戦だったと感じている」「基本的にポジティブなことが多い。すごくいい経験になった」と大きな実りのある、第1シードへのチャレンジになった。
(日本テニス協会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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