【ウエスタン・アンド・サザン・オープン】
（8月22日～29日・ニューヨーク、米国）
■男女ツアーのウエスタン・アンド・サザンオープンの女子シングルスで、大坂なおみ（日清食品）は決勝進出を果たした。ツアー再開後、初の大会となる大坂は第４シードに入って２回戦から出場、初戦でカロリナ・ムホバ（チェコ）を６－７（５）、６－４、６－２で下すと、３回戦は第16シードのダヤナ・ヤストレムスカ（ウクライナ）に６－３、６－１と快勝した。さらに準々決勝では第12シードのアネット・コンタベイト（エストニア）に４－６、６－２、７－５と逆転勝ちすると、準決勝では第14シードのエリーズ・メルテンス（ベルギー）を６－２、７－６（５）で破って勝ち上がった。しかし、準決勝で左太もも裏を痛めたため、元世界１位のビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）との決勝を棄権した。大坂は準々決勝の後、米国内で黒人男性が警察官に銃で撃たれた事件に抗議して、27日は試合に出場しない考えを表明したが、大会側がこの事件を受けて27日の試合を中止したため、28日の準決勝に出場した。
■ウエスタン・アンド・サザンオープンの女子ダブルスでは、青山修子（近藤乳業）／柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）組が初戦を突破したが、２回戦でジェシカ・ペグラ（米国）／シェルビー・ロジャース（米国）組に３－６、４－６で敗れてベスト８に進めなかった。
※写真は全豪オープン時のもの
（広報委員会）
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