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ドーピング検査への対応

ドーピング検査の立案と実施

国内で実施されるドーピング検査は、JADAが検査の計画を立てています(ただし、国内で実施される国際競技団体管轄の検査においては、異なります)。

ドーピング検査には、競技会でのドーピング検査 と 競技会以外でのドーピング検査(自宅やトレーニング場所など)があります。ドーピング検査計画に沿って、アスリートから尿と血液(両方もしくはどちらか一方)の検体を採取します。

アスリートから検体を採取するのは、JADAが認定したドーピング検査員が行い、その後検体はWADA認定ラボに搬送され、分析されます。検査は、「検査及びドーピング調査に関する国際基準」に則って、アスリートのプライバシー保護に配慮し、信頼性の高いドーピング検査を実施しています。

競技会において、検査の対象になる選手は、JADAからの指示(計画)に従って選定されます。通告されたら検査を拒否することはできません。日本テニス協会に所属する選手として、検査官には誠実に対応し、検査の実施に協力されることを望みます。

ドーピング検査の種類

ドーピング検査は,対象となる選手の血液や尿(検体といいます)を採取して、その中に含まれる成分や代謝産物を調べることで行います。ドーピングの巧妙化によって尿検査だけでは発見しにくい違反を調査するために,競技種目によっては血液検査を実施する頻度が高くなってきています。

1)尿検査
  1. 通告と移動
    • 検査員から検査の通告を受けた場合、検査員の身分を確認。
    • 検査におけるアスリートの権利と責務に関する説明を受け、「通告書」に署名。
    • 速やかに検査室(Doping Control Station :DCS)へ移動。
    • 自身の写真付き身分証明書(ID*)をDCOに提示。
  2. 採尿カップの選定:アスリート自身で複数の採尿カップの中から、1つを選ぶ。
  3. 尿検体の提出:同性のDCO立ち会いのもと、採尿。尿検体は90ml以上必要。
  4. 検体封印:DCOの指示に従いA・B2つのボトルに尿を注ぎキャップを締める。
  5. 書類確認:検査日より7日前から使用した薬やサプリメントを申告(義務ではないが申告を推奨)。記載事項に間違いがないことを確認し、公式記録書に署名して終了。
1)血液検査
  1. 通告と待機
    • 検査員から検査の通告を受けた場合、検査員の身分を確認。
    • 検査におけるアスリートの権利と責務に関する説明を受け、「通告書」に署名。
    • 速やかに検査室(Doping Control Station :DCS)へ移動。
    • 採血前に椅子に座り、両足を地面につけた状態で10分間安静にする。
    ※10分間の安静中に立ち上がると、その後座った時点から再度10分間安静に座り続けなくてはなりません。
    ※採血前に運動していた場合は、運動終了後2時間安静にした後に採血となることがあります。
  2. 書類作成・体調確認
  3. キット選び・確認開封
  4. 血液採取・止血:採血は原則として非利き腕から。採血後、自身で止血。
  5. 検体封印作業:採血管と封印キットの番号の一致を確認後、自身でフタを締める。
  6. 書類作成・控えの受取:検査日より7日前から使用した薬やサプリメントを申告(義務ではないが申告を推奨)。記載事項に間違いがないことを確認し、公式記録書に署名して控えの書類を受け取り終了。

※選手が検査の種類を選択することはできません。検査方法の詳細は、JADAのHP https://www.playtruejapan.org/ から確認することができます。

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