待望の女子国別対抗戦が、ようやく創設されることになったのは1962年です。国際庭球連盟(the International Lawn Tennis Federation)が50周年を迎えた記念の年でしたから、「フェデレーションカップ」と名付けられました。「フェドカップ」に変更されたのは、参加国が増えてワールドグループ制になった1995年のことです。1964年の第2回大会に初めて参加した日本チームは、以後1966~69年を除いて、毎回参加してきました。日本の女子テニスは「フェデレーションカップの時代」に大きく成長し、世界での地歩を固めることとなります。